今回は、「マーチンゲール法」の検証を行っていきます。
マーチンゲール法は、負けた時の損失を取り戻しながら利益を出すことができるシステムベットです。
「マーチンゲール法の賭け方が知りたい」、「マーチンゲール法の検証結果が見たい」という方の参考になれば幸いです。
本記事の内容
・マーチンゲール法の賭け方
・マーチンゲール法の検証
・マーチンゲール法のメリット・デメリット
・人気オンラインカジノ紹介
それでは、マーチンゲール法について順に説明していきます。
マーチンゲール法とは?
マーチンゲール法は、負けた時の損失を取り戻しながら利益を出すことができるシステムベットです。
2倍配当のゲーム(ブラックジャック、バカラ、ルーレットの赤黒など)で使用できます。
1番有名な必勝法で、初心者から上級者まで多くの人に愛されている必勝法です。
それでは、マーチンゲール法の賭け方の手順を説明していきます。
step
1マーチンゲール法の手順①
まずは、最初にBETする金額を決めます。
最初にBETした金額が1セット終了した時の利益となります。
最初のBET額が大きいほど1セットを終了させたときの利益も大きくなりますが、その分BET額の上昇も大きくなっていきます。
自分の持っている資金に見合った金額を設定しましょう。今回の検証では初期BET額を$1とします。
step
2マーチンゲール法の手順②
初期BET額を決めたら、実際にBETしていきます。
マーチンゲール法は、負けたら次のゲームのBET額を2倍にし、勝つまでそれを繰り返します。
今回の初期BET額は$1なので、連敗した時のBET額は「$1→$2→$4→$8→$16→$32…」という様に変化していきます。
勝利できれば今までの連敗分を全て取り戻し、初期BET額分の利益を得ることができます。
以下にマーチンゲール1セットの例を紹介します。
マーチンゲール1セットの例
ゲーム数 | BET額 | 勝敗 | 収支額 |
1ゲーム目 | $1 | ✕ | -$1 |
2ゲーム目 | $2 | ✕ | -$3 |
3ゲーム目 | $4 | ✕ | -$7 |
4ゲーム目 | $8 | ✕ | -$15 |
5ゲーム目 | $16 | ✕ | -$31 |
6ゲーム目 | $32 | 〇 | +$1 |
マーチンゲール法を使って6ゲーム目に勝利した時の例です。
6ゲーム目に勝利することで今までの損失の全て取り戻し、最初のBET額である「$1」分プラスになっています。
最初のBET額を$5とした場合、1セット終了時の利益は+$5となります。
しかし、連敗数が大きくなる程BET額はどんどん大きくなっていくので、資金に余裕が無ければ初期BET額は低めにするのが良いと思います。
以下は連敗数と連敗する確率を示した表となっています。
連敗数 | 1連敗 | 2連覇 | 3連敗 | 4連敗 | 5連敗 | 6連敗 | 7連敗 | 8連敗 | 9連敗 |
確率 | 51.35% | 26.37% | 13.54% | 6.96% | 3.57% | 1.83% | 0.942% | 0.484% | 0.248% |
以上がマーチンゲール法の賭け方の手順の説明です。
次に、マーチンゲール法を100回使うとどのくらい資金を増やすことができるのかを検証していきたいと思います。
マーチンゲール法の検証
今回は実際のオンラインカジノでマーチンゲール法の検証を行っていきます。
検証に使用するのはベラジョンカジノの「Roulette Neo」というヨーロピアンルーレットです。
マーチンゲール法を使ってルーレットの赤に100回賭け続けると収支がどのように変化するか検証しました。
まずはマーチンゲール法100回の勝ち負けの内訳が以下のようになりました。
勝ち:55回
負け:45回
勝ちの回数が負けよりも10回も多いという結果となりました。
勝率は48.65%なので、かなり運がいい結果と言えます。
続いて、マーチンゲール法100ゲームの収支のグラフがこちらです。
一度6連敗したことにより収支がマイナスになってしまいましたが、1セットを終了させることによりプラスに戻すことができています。
大きく連敗したのはその1回だけで順調に利益を伸ばし、最終的な収支は+$55と言う結果となりました。
検証してわかったのは、安定して利益を増やすことができるという事です。
今回は6連敗が最大連敗数でしたが、テーブルリミットまでは12連敗までしても大丈夫で、最大13ゲーム目まで行うことが可能となっています。
13連敗する確率は0.0172%であるため、負ける可能性が非常に低いです。
初期BET額が低いほど利益は少なくなりますが、その分勝率がとても大きくなります。
唯一の欠点が、負けてしまった時の損失がとても大きいという事です。
負ける確率は非常に低いですが、今回の検証の場合だと負けた時の損失は「-$8191」となります。
安定して利益を増やすことができるが、一応もしも負けてしまった時のことを考えて使用するのが良さそうです。
マーチンゲール法のメリット・デメリット
今回はマーチンゲール法の検証を100回行いました。
その100回の検証でわかったマーチンゲール法のメリット・デメリットをまとめました。
マーチンゲール法のメリット1:勝率が非常に高い
マーチンゲール法のメリットの1つ目は、勝率が非常に高いという事です。
今回の検証のように初期BET額を$1とした場合、13ゲーム目まで勝負することが可能なので、勝率は99.98%となります。
99.98%の確率で$1儲けることができるので、$100くらいだったら簡単に稼ぐことができます。
しかし、連敗するとBET額が大きくなるので、ある程度の資金力が必要になります。
資金力があるほど勝率があがり、安定して稼ぐことができるというのが最大のメリットになります。
マーチンゲール法のメリット2:利益を設定できる
マーチンゲール法のメリットの2つ目は、利益を自分で設定できることです。
マーチンゲール法を1セット完了させたときの利益は、一番最初のBET額と同じになります。
つまり、自分が欲しい額に見合った金額を自分で決めることができます。
これによって何ができるかと言うと、他の必勝法と組み合わせて使用することが可能になります。
例えば、他の必勝法を使って$5負けた後、マーチンゲール法を使って$5取り戻すというように他の必勝法の弱点をカバーすることができます。
過去に「Wストリート5ベット法」と「マーチンゲール法」を組み合わせて検証した記事があるので、こちらに載せておきます。
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【改良版】Wストリート5ベット法×マーチンゲール法を検証してみた結果
以前にWストリート5ベット法の検証を行いましたが、この必勝法の弱点をマーチンゲール法で補えばかなり強力な必勝法になるのではないかと考えました。 そのWストリート5ベット法の検証はこちらからご覧いただけ ...
マーチンゲール法のデメリット1:負けた時の損失が大きい
マーチンゲール法のデメリットの1つ目は、負けた時の損失がとても大きいという事です。
マーチンゲール法は負けた時に掛け金を倍にしていくので、連敗するほど掛け金の上がり方がとても大きくなります。
下の表は今回の検証のように初期BET額を「$1」としたときのBET額の推移です。
ゲーム数 | 1ゲーム目 | 2ゲーム目 | 3ゲーム目 | 4ゲーム目 | 5ゲーム目 | 6ゲーム目 |
BET額 | $1 | $2 | $4 | $8 | $16 | $32 |
ゲーム数 | 7ゲーム目 | 8ゲーム目 | 9ゲーム目 | 10ゲーム目 | 11ゲーム目 | 12ゲーム目 |
BET額 | $64 | $128 | $256 | $512 | $1024 | $2048 |
最初は緩やかにBET額が上昇していきますが、後半は$1000単位で一気にBET額が上昇します。
テーブルリミット直前の13ゲーム目のBET額は$4096となり、負ければ1~13ゲーム目でBETした額の合計「$8191」の損失となってしまいます。
負ける確率は0.02%ほどでかなり低いですが、もし負けた時の場合を考えてマーチンゲール法を使用するようにしましょう。
マーチンゲール法の検証まとめ
今回はマーチンゲール法の検証を100回行いました。
マーチンゲール法は、勝率がとても高く、安定して利益を獲得できる非常に強力な必勝法であることがわかりました。
しかし、負けた時の損失は大きいので一応もしものことを考えて使うと良いでしょう。
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